『葬送のフリーレン』はおもしろい?見ると人にやさしくしたくなる|アニメの評判と感想

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看取られるより看取りたい派のユウキです。
ユウキ

今回は、初回が金曜ロードショーで放送されたことでも話題となった2023年秋アニメ『葬送のフリーレン』を紹介。

  • 『葬送のフリーレン』はどんなアニメ?
  • 『葬送のフリーレン』はどこが面白かった?
  • 『葬送のフリーレン』に対する世間の評判は?

1000年以上もの時を生きているエルフ族「フリーレン」の視点で語られる本作は、フリーレンが勇者たちと魔王を討伐した後の世界を旅する話し。

「老い」や「風化」など時間の流れが色濃く書かれた、今を大切にしたいと思わせてくれるそんな作品です。

この秋話題のアニメ『葬送のフリーレン』が気になっていた人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

『葬送のフリーレン』はどんなアニメ?

作品名 葬送のフリーレン
主題歌 OP:「勇者」YOASOBI
ED:「Anytime Anywhere」milet
キャスト フリーレン:種﨑敦美
フェルン:市ノ瀬加那
シュタルク:小林千晃
ヒンメル:岡本信彦
ハイター:東地宏樹
アイゼン:上田燿司

あらすじ

主人公の『フリーレン』は勇者ヒンメルらと10年の旅の末に魔王を討伐し世界に平和をもたらします。
ヒンメルたちが10年という長い旅を振り返りこれからの人生に思いをはせるなかフリーレンだけは違いました。

1000年以上生き続けているエルフの彼女にとって10年という時間は100分の1にも満たない一瞬のできごとだったのです。
旅を終えた彼らのパーティーは解散し、それぞれ別の道を歩んでいきます。

それから50年が過ぎ、かつてのパーティーメンバーと再会するも、間もなく人であるヒンメルは寿命を迎えこの世を去りました。

「だって私、この人の事何も知らないし」顔色ひとつ変えないで棺の中の彼を見つめるフリーレンでしたが、頭の中には彼らとの旅の記憶ばかりがよみがえります。
たった10年、フリーレンにとっては取るに足らない一瞬のできごとだったはずなのに、人の寿命は短いと知っていたはずなのに。

「なんでもっと知ろうと思わなかったんだろう…」フリーレンの中に後悔があふれたとき、彼女は思いきり涙しました。
かつての仲間の命に触れたフリーレンは、彼らを本当の意味で理解するために50年前の旅路をなぞる冒険に出ます。

キャラクター紹介

フリーレン

本作の主人公。
1000年以上の時を生きるエルフ族で、勇者ヒンメルとともに魔王を打ち倒した魔法使い。
服が透けて見える魔法やかき氷を作る魔法などのくだらないも魔法を集めるのが趣味で、そういった魔法の書かれた書物を対価に仕事を請け負ったりしている。

宝箱を発見するとその中身を知らずにはいられないようで、魔法でそれが99%の確率でミミック(宝箱に化けた魔物)だとわかっていても残り1%の可能性に賭けて宝箱を開けてしまう。
そのせいで、何度もミミックに食べられかけている。

現在は、ヒンメルの死をきっかけに人の心を知る旅をしている。

フェルン

フリーレンの弟子の少女。
もとは戦争孤児であったが、偶然出会った勇者パーティーの元メンバーであるハイターによって助けられた。
ハイターのもとで暮らしていたところ、彼を訪ねてきたフリーレンと出会うこととなる。

フリーレンと出会った時点で彼女の魔力感知をくぐり抜けるほどの魔力操作の技術を持っていて、常人なら10年かかる修行を4年で終えてしまった。
ハイターの死後、フリーレンと旅立ち彼女の弟子として行動を共にする。

師としてフリーレンを慕ってはいるものの、私生活のだらしない彼女の面倒を見ているうちに自分のやっていることが完全に「お母さん」であることに気付いてしまう。

シュタルク

勇者パーティーの元メンバーであるアイゼンの弟子。
ビビりで自分に自信が持てない性格ではあるが、斧使いの戦士としての実力は本物で「俺の弟子はとんでもない戦士になる」とアイゼンに言わしめさせるほどの素質を持つ。
本人は気づいていないようだが、その力は竜を一撃で倒すほど。

アイゼンの紹介でフリーレンと出会い仲間として同行することになる。

ヒンメル

フリーレン、ハイター、アイゼンらと魔王を打ち倒した勇者。
各地に功績を称えた銅像が建てられているが、銅像のモデルとなった際は細かく口出しをするなどナルシストな一面がある。

魔王討伐の旅を始める際にアイゼンと2人、王様にため口を利き処刑されそうになったりと残念なところも持ち合わせている。
困っている人を見過ごせない性格で、勇者パーティー解散後も生涯人助けを行っていた。

フリーレンに恋心を抱いていたと思わせるようなエピソードも多く、何かとフリーレンを気にかけていた。

ハイター

勇者パーティーの元メンバーで僧侶の人間。
ヒンメルとは幼馴染で、勇者パーティー解散後は聖都の司教となる。
お酒が大好きで、魔王討伐の道中もたびたび二日酔いで使い物にならなかった。

戦争孤児であったフェルンを引き取りともに暮らしすことになる。
ヒンメルの死後20年以上生き、最後はフリーレンとフェルンに見送られるようにヒンメルのもとに旅立った。

アイゼン

勇者パーティーの元メンバーで戦士のドワーフ。
エルフほどではないものの人間よりも長命の種族。
とてつもなく頑丈な身体を持っていて、竜を昏倒させるほどの猛毒の矢を受けても平気でいたり、自由落下程度ならどんな高さから落ちても無傷。

ヒンメルの葬儀のあと、フリーレンにパーティーを組まないかと誘われるも「もう斧を振れる歳じゃない」と断っており、年齢による衰えがないわけではない。

主題歌

オープニングテーマ

勇者 - YOASOBI MISSION

オープニングテーマを担当するのはYOASOBIさん。
「夜に駆ける」や「アイドル」が代表曲の男女2人組のアーティストです。
2人は原作のファンだったようで、原作を読んだときに感じた思いをどれだけ楽曲に詰められるかこだわって作った作品だとコメントされています。

エンディングテーマ

Anytime Anywhere - milet

エンディングテーマを担当するmiletさん。
鬼滅の刃【刀鍛冶の里編】でOP、EDともに担当していた女性アーティストです。
本作のED「Anytime Anywhere」は、何度生まれ変わってもあなたに会いたい。そんな思いが歌われた曲となっています。

『葬送のフリーレン』のここがおもしろい

時間に対する価値観の違いが残酷でもあり尊くもある


本作のなかで重要なことの1つとしてあげられるのが『時間への価値観』。

フリーレンたちが魔王討伐後パーティーを解散し、その後再開するまで50年。

エルフのフリーレンには「たった50年」ですが、それだけの時間があれば人は老いるには十分な時間です。

勇者ヒンメルの死に直面したことで、フリーレンはもっと人間を、彼を知ろうとすればよかったと後悔します。

これって、僕たちの住む現実世界でも言えることですよね。
あなた自身と、親や祖父母では残された時間が違います。

限られた時間が人によって違うからこそ、関わりを大切にしなければならない。

いずれ「その時」が来たとしても、後悔しない時間の使い方をしなければと大人の魅力を感じさせられます。

人の優しさに触れられる


例えば、勇者ヒンメルの場合。

普段の彼は、村の子供がフリーレンのスカートをめくったときに「なにやっとんじゃクソガキィィィ!僕だって見たかったのに!」などとキレるようなアホキャラ。

訪れる先々で自分の銅像を作ってもらうのも、そんなガキっぽい性格からくるものかと思っていたのですが、じつは感動的な理由がありました。

ある日、フリーレンが「ヒンメルってよく像作ってもらっているよね。」と話しかけるとヒンメルはこう言ます。

「僕達は君と違って長く生きるわけじゃないから。」「君が未来で一人ぼっちにならないようにするためかな。」

いつか自分たちがいなくなった世界を一人生きることになるフリーレンを思っての行動でした。

ヤンキーがちょっと優しいとキュンとするあれと同じ効果で、ヒンメルの人柄にほれ込んだ視聴者も多いはず!

他のパーティーメンバーであるハイターやアイゼンも、それぞれがフリーレンのために大切な思いを未来へ残しています。

感動ものアニメでもギャグ要素がしっかりある


『葬送のフリーレン』は基本的には泣ける感動もののアニメといえるでしょう。

でもギャグ要素もしっかりとあり、飽きのこない工夫もまた魅力。

どれだけ泣けるアニメでも緩急をつけないと、それって凪でつまらないんですよね。

その点『葬送のフリーレン』は、クスっと笑えるシーンやスローライフっぽい穏やかなシーンもあり感動に慣れることなく、毎話楽しめる作品になっていますよ。

とくに、アニメ7話からはグッと雰囲気が変わるので期待してください!
ユウキ

『葬送のフリーレン』の評判はどう?

『葬送のフリーレン』の評判と感想ついてのまとめ

今回は2023年秋アニメ『葬送のフリーレン』を紹介しました。

少し大人向けの印象を受けるアニメです。

20代後半以上の年代の人は、とくに感動できる作品だと思いました。

『葬送のフリーレン』を今から視聴するなら、全話無料配信中のDMM TVが一番おすすめです。

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